6月1日(金)
血液検査は問題なかったので抗がん剤を2週間ぶりに投与。
病院のあと、いつものように実家の仕事場へ連れて行く。
しかし実家に着いてから容態が急変。
元気も食欲もなくなり、ぐったりとして起き上がれず。
この日は実家泊。夜中に前日食べたものを戻す。
6月2日(土)
住み慣れたわが家で休んだ方がいいかと思い午前中に帰宅。
joはいつも乳母車の中で座っているが、最近は前脚が痛いのか狭いスペースに横になる。
家に到着後、奥さんに合って少し元気。しかし食欲なし。
病院に連絡。抗がん剤の影響かもしれないので、夕方になっても変化なければ来てくださいと言われる。
夕方、状態は変化なし。しかし体力のない状況で無理に移動することもないと思い、病院には明日の朝連れて行くことにする。
夜になり、金曜の朝以来の排便。血が混ざっていた。
寝ているjoは呼吸が苦しそう。
自分が寝ようとした時、朝になって目覚めたらjoが冷たくなっている気がした。
怖くなり、その後ほとんど眠れず。
6月3日(日)
朝、病院へ。
血液検査、特に変化なし。熱も大丈夫。
半日ほど涼しい酸素テントの中で点滴と栄養剤を与えながら休ませる事に。
私たちは一度家に戻る。
午後6時ごろ、再び病院へ。ものすごくドキドキ。
酸素テントにいるjoを一目見ると明らかに元気になっている。
家に連れて帰り、少しフードを与えると問題なく食べた。
食欲が戻るとホッとする。
6月4日(月)
朝、左前脚を痛がる素振りが顕著に。
散歩には行けたが、戻るとだんだん元気がなくなってきた。食欲もなし。
職場へ連れて行くのは無理。あとで様子を見に来ようと思いながら出社。
10時ぐらいに車での仕事があったので、家に寄る。
joは相変わらずぐったり。動かせず。
午後2時、気になって仕方ないので、もう一度様子を見に戻る。
このあたりになってくると、店閉めて留守にすることになんの抵抗もなくなってくる。
joがトイレに行きたそうに立ったので外に連れ出す。
やはり脚を痛そうにしている。
...joがこの病気を宣告されてから、もし脚を痛がったら迷わず断脚して痛みから解放してあげようと思っていました。
ただ今の体力では無理だろうと思いながら病院に電話。とりあえず来て下さいとのこと。
午後3時過ぎ、病院到着。
血液検査で白血球が低下。ただし血小板も低下しているので、今回は抗がん剤の影響ではないかも。
もし骨髄に転移していて白血球がつくりだせない状況だと、厄介なことになる。
前回白血球の低下時に使用したグラン液を投与してもらうことにした。しばらく入院。
左前脚の痛みは、肘の患部の骨が溶け出して変形して固まっているため、負荷がかかったときに痛めたのかもしれないとのこと。
実際、レントゲンを見てもヒビがあるかなんて見分けられないほどひどい状態。
6月5日(火)
9時半に病院から連絡。
薬の効果で若干、白血球と血小板が上がる。療養食の缶詰を食べた。
患部の痛み止めにモルヒネの湿布を使ってもらうことにする。
高価だが3日ほど持続するらしい。
以上。
今年になってから、joのことで胸の中にモヤモヤしたものが棲みついているようです。
私は強い人間ではないので、この先どうなっちゃうのか...。
でも毎日、実家に近所の犬ともだちや、joを可愛がってくれている人たちが心配してやってきてくれます。
仕事場は一人なので心が折れそうなとき、人の優しさに支えられています。ありがたいことです。
続く。
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