きのうの午後3時前、金曜に貼ったフェンタニルパッチ(モルヒネ)を交換してもらうため、病院へ前もって電話をしました。
joの状態を報告。ずっとぐったりして立っていることができず、食欲なし。もう36時間ぐらいおしっこをしていない。
6時ごろに行こうと思っていましたが、なるべく早く連れてきてくださいと言われたので即、行きました。
膀胱におしっこがパンパンにたまっていたので、カテーテルを入れてもらって排尿。
血液検査の結果、血小板...出血を止める物質...が低下。
おそらく肝臓、脾臓に転移したたくさんの腫瘍が出血していて、その止血のために血小板が使われているのかもしれません。
食欲がない、元気がない、排泄しない、そして一番ショックなのは呼びかけに反応しないということ。
joは1日のほとんどを玄関で過ごします。横になりながらも、首を立てた状態で外を見ていますが名前を呼んでもこちらを見ません。なんとなくボーっとしてる様子。
モルヒネが効きすぎて中毒症状なのかとも思っていましたが、その逆で、フェンタニルパッチの効果はせいぜい3日。それに量も若干少なめにしてあるので、計算上もう賞味期限切れで、激痛を感じているはずとのこと。
joはまったく痛がっていない...ように見える...のですが、肘の骨が溶けて、ぐちゃぐちゃに変形しているのです。痛みがないはずありません。
対応してくれた先生に、断脚についての意見を聞きました。ついついいろいろな先生に聞いてしまいます。
人間の場合、激痛をともなう腫瘍や壊死などで腕を切断した人が、その後、無いはずの腕の痛みを感じるケースは珍しくないそうで、それは犬も同じだそうです。痛みを脳で記憶しているんでしょう。
そして手術の痛みはかなり大きく、1、2週間は続くので、joの状態を考えると苦痛を与えるだけで無意味だと思うと言われました。
なんか吹っ切れた。断脚は現実的ではないだろうと感じていながらも、迷っていました。きっと麻酔にも耐えられないだろうし。
フェンタニルパッチはジェルが浸透するまで時間がかかります。まる1日ぐらい。
様子をみて変化がないようだとまた次の対処法を考えねば。
日付けが変わった本日0時過ぎ、家の前でうんちをしてくれた。
ホッとしたのかちょっと眠れました。午前4時過ぎ、もう明るいので散歩へ。
桜の季節以来になる隅田川テラス(写真)へ行きました。
少しの間、joときらきら光る川面を眺めていました。リフレッシュしてくれればいいんだけど。
昨日よりちょっとだけいいかな。
続く。
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