ほぇ…。
わがマイアミ・ドルフィンズのスーパースター、DEジェイソン・テイラーがワシントン・レッドスキンズにトレード。
数日前のニュースでマイアミに残留すると出ていたので、やれやれと思っていたのに。
見返りは二つのドラフト指名権。2009年2順目と2010年6順目。
ジェイソンはすでにワシントンのサマーキャンプに合流。
ジャージもマイアミ時代の99番から55番に変わり、インタビューにもすっきりした表情で答えていました。
マイアミに「皇帝」ビル・パーセルズが来て以来、かたくなにチームドリルを拒否。
ディフェンスの二枚看板、LBザック・トーマスをカットしたことに対する抗議か、ラテンダンスに入れ込んでいました。
たまたまワシントンのキャンプ初日に、スターターDEがシーズンアウトの怪我をしたのでトレードの申し入れがあって、とんとん拍子に成立したそうです。
ワシントンの公式HPを見ると、大歓迎ムード。そりゃそうでしょ、この時期にこんなビッグネームが加入したら季節はずれのクリスマスプレゼントだ。
そして驚いたことに、すでに55番のレプリカジャージ…もちろん背中に「TAYLOR」のネーム入り…のプレオーダーを受け付けています。
でもマイアミにとっても良かったんじゃあないでしょうかね。いくら殿堂入り確実の選手でもピークは過ぎた気はします。
ラテンダンスとフットボールでは使う筋肉も全然違うようで、今シーズンも活躍できるか疑問ですし。もちろん活躍してほしいですが。
ワシントンで99番を付けているDEアンドレ・カーターが番号を譲る気だったようですが、ジェイソンはその申し出を断ったそうです。
カーターは逆サイドの同じポジションでコンビを組むスターターの選手。お互いに気をつかったみたいですが、ジェイソンのほうが格上。
さすが人格者だと思ったんですが、55番を自分で選んだと聞いて思わずニヤリ。
ダラス・カウボーイズと契約した元同僚のザック・トーマスも55番。
ちなみにジェイソン・テイラーはザック・トーマスの妹と結婚した過去が。
もう離婚しましたが、元義理の兄弟ということになります。
ダラスとワシントンは同じNFC東地区。ただでさえリーグ一の激戦区。
今年の両チームの対戦…というか二人ともチームリーダーの資質十分なのでどんなディフェンスをするのか、フィールド上の55番から目が離せません。
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