きのうブログを更新したあと、joの容態が急降下。
人が吐いているかと思うぐらい、ものすごい声とともに3度、こげ茶色の液体を吐いた。
いままで診察のたびに「吐きましたか?」と聞かれていたので、吐しゃが末期のサインなのだと思っていたので動揺。
しかしその後、息遣いは穏やかになり鎮静状態。
午後3時半、再び同じように声をあげて吐きはじめる。もう吐くものがないのでアワを吐いた。
あわてて病院に連絡。すぐに連れてきてと言われたので、速攻連れて行く。
しかしクーラーでコキコキにした車内でも苦しそう。
病院の前に車を乗り付けてjoを降ろそうとしたときに、前脚にまったく力がなくブラブラ。
下に降ろした瞬間、joは私の腕の中で気を失うように身体からスーッと力が抜けて動かなくなる。
泣きたい気持ちを我慢して人を呼びに行ったら、先生が二人飛び出してきてjoを集中治療室へ運んでくれた。
私は何もできず、待合室で待つだけ。
奥さんに知らせとかなきゃと思い携帯に電話。うまくしゃべれない。
しばらくして集中治療室へ呼ばれたので、あとで連絡すると言って切る。
部屋の中には先生や看護士さんが7人ぐらいいて、野戦病院のような状態。
joを運んでくれた先生が必死に心臓マッサージをしていた。
「心停止状態で、もう15分蘇生処置をしていますが心臓が動きません」と言われる。
joは口にホースが入れられていた。みんな必死で処置してくれていた。
あまりに痛々しい姿。
...jo、もういいよね、楽になろう。
先生に「もう十分です、ありがとうございました」と告げました。
集中治療室の中で大泣きしてしまった。
はぁー、今日がjoの死ぬ日だったなんて...力が抜けた。
連れ出さなければよかったのかもしれない...なにをやっても後悔するとはこういうことなのか。
joの身体を丁寧にきれいにしてもらって、実家へ連れて帰りました。
泣きながら運転していた。
謝らなければいけないことがあります。
joは大人しくていい子だから、何度もひとりで留守番をさせてしまった。
実家をもっと早く建て直していればよかった...一緒に仕事したかったよ。
ごめんね。
家に着いてjoを降ろしてから奥さんに連絡しようと携帯を見たら、職場から病院へ向かっているとのメールが。
ああ、入れ違いになってしまった。すまん。
電話して実家に来てもらった。
病院で応対してくれた受付の女性が泣いていたそうだ。
「お力になれなくてすみません」と。
joと対面した奥さんも号泣していた。
私もなにもできずぼんやり泣いていた。
joはまだ少し温かく、まるで寝ているよう。
数時間そんな状態でしたが、鼻から少し出血しているのが止まらない。
血小板が少ないからでしょうか。
やがて硬直が始まりました。
脚が曲がらなくなって、ほんとうに死んじゃったんだと感じました。
いつもjoを可愛がってくれていた向いのご夫婦、キキとキキママ、Asucajuのお二人がお別れに来てくれました。
みんな泣いていました。jo、愛されていたんだね。みんなに感謝です。
実は先週の金曜の診察のとき、先生にあとどのくらい持ちますかと聞きました。
joがだんだん弱っているのを目の当たりにしていたので、前もって知りたかったのです。
私はとても弱虫な人間なので。
先生はすべてのことが順調にいって3週間と答えました。
意外に思いました。正直、自分は1週間ぐらいかなと感じていたので。
それにしても、癌とはいったいなんなんだろう。
自分たちが増殖して、とりついた相手を苦しめて、結局殺してしまったら自分たちも死ぬわけでしょう。
何が目的なんだろう。究極のバカ物質の集合体としか言いようがない。
joをどうしようか考えました。
ちゃんとしたお葬式をしてあげようか。
病院でペット葬儀会社のパンフをいくつかもらいましたが、あまりにも丁寧過ぎる表現。人間を対象にしているみたいでちょっとピンときません。というか胡散臭く感じます。
joはどうしてほしいのかな?
...忘れないでほしいと思うよ。
そこで奥さんに「献体っていう道もあるよ」と言ってみました。
前に組織球肉腫のことをネットで調べたとき、遺体を献体した飼い主さんがいることを知りました。
現在、組織球肉腫は有効な治療法がありません。
病巣を研究してもらって、もし将来、治療法が発見されればこの病気で苦しむ犬が減るはず。
joの死は意味のあるものになります。手元に遺骨は残りませんが、joとの思い出は絶対に消えません。
奥さんも賛同してくれました。
あと、このブログでjoの闘病を書いていたのは、「組織球肉腫」で検索して閲覧している履歴が何度かあったので、参考になればと思い、ちょっと辛かったんですが続けてました。
joはよく寝ているときに走っている夢を見ていたようです。
きっといまは自由にそこら辺を走っているのかもしれません。
そしてケイトのときみたいに、いつでも会いにきてほしい。
以上。
追伸・ゆうべ遅くから書き続けています。
けさ、またキキが会いに来てくれました。
腫れぼったい目をしててすみません。
さっき熱いシャワーを浴びました。
すっきりした気分で、きょうはjoを送ってあげなきゃ。
もうすこし続くかも。
昨夜はジョーちゃんに会わせてくれて ありがとうございました
最初怖かったのが嘘みたいです。
いっぱい抱っこできました。
ジョーちゃんに出会えてよかったです。
私のブログに ジョーちゃんとのこと 書かせてもらっちゃいました
(勝手にごめんなさい)
ずっと忘れません
ジョーちゃん大好きです
投稿情報: アシュカジュの妹です | 2007/06/20 14:16
ジョーちゃんは本当に優しくて穏やかでいい子でした。今日、アネラとジョーちゃんとお別れしました。ジョーちゃんの目はキラキラ輝いていて、今にも起き上がってきそうでした。よく頑張ったね!お疲れ様でした!アネラと仲良くしてくれてありがとう!ジョーちゃんと遊んだ事、忘れないからね!ゆっくり休んで下さい。アネラも私もジョーちゃんの事が大好きでした。
投稿情報: アネラ ママ | 2007/06/20 21:46
本当にお別れですね・・。
お知り合いになって短い間でしたがずーっと前からのお友達のようなきがしていました。キキもはじめてのガール・フレンドができて(それもとっても美人の)得意そうで、いつも散歩にでると一目散にJoちゃんのところに会いに行くのが楽しみでした。これから寂しくなりますがいつまでも良いお友達でいてください・・。
投稿情報: Kiki ママ | 2007/06/21 09:35