コメントやメールをありがとう。
ここでお礼を言います。
joはほんとうに幸せものです。
もう少し続きます。
犬好きな人だけみてください。
6月20日(水)
joの遺体を役立ててもらおうと、腫瘍の先生に連絡。
献体ではなく、剖検(ぼうけん)にすることにしました。
剖検とは、臓器や体の部位の提供です。
少しパーツは減って、体重も軽くなりますが体は戻ってきます。
joもそのほうが淋しくないかも。
腫瘍の先生のコネクションで病理の先生に連絡、すぐに亀戸動物病院に向かうとのこと。
なるべくフレッシュな状態で欲しいということで、コチラもすぐに連れていきました。
joに「行っておいで」と声をかけてお見送りです。
難しい病気のわりに研究が進まないのは、こういったサンプルを提供する人が少ないのではないでしょうか。
日本人の死生観からなかなか割り切れないと思いますが、組織球肉腫で亡くなった犬の飼い主さん、勇気をもって献体や剖検を考えてみてください。
午後4時過ぎ、剖検処理が終わりました。
先生が内臓の状況を教えてくれましたが、臓器は癌があちこち転移して、もうボロボロだったそうです。
詳しい病理検査の結果がでたら私にも教えてくれるそうです。
前脚は切断するんだろうと思ってましたが、病巣の骨だけ削ったそうなので、外見上は4本足の普通の犬です。
joはこう見えても女のコだから、見栄えに気をつかっていただいたようです。
そして、今回のような病理の先生立会いのもと解剖が行われたのは、この病院では初めてだそうです。
院長先生はじめ、みなさんから大変貴重な経験ができたと感謝されました。ぜひぜひサンプルを役立ててくださいね。
前日に引き続き、joが来ると病院スタッフが...処置室にこもって...だれもいなくなってしまいます。受付で応対に出てくる先生も手術服着てました。
joは箱に入れられて戻ってきました。再び実家へ。
今日、そのまま両国の回向院でお別れをしようと思いましたが、その後仕事が入ってしまったので断念。
まぁ急ぐ必要ない。箱を開けると花束が入ってました。もう!泣かせないで。
jo、お疲れさま。みんなキミに感謝してたよ。
結局お別れは業者に頼みました。式はあげず、お迎えから返骨まで依頼。
ほんとは朝になったら自分で回向院につれて行こうと思っていました。
ペット供養で有名ですが、お寺の横に遺体安置小屋があるんです。
きっとjoを置いてきぼりにして帰れないと思ったのでやめました。それになんかとっても疲れた。
joの箱の中に、私たち夫婦とjoが一緒に写っている写真、使っていたタオルと大好きなテニスボール。キキママとAsucajuさんからもらったおやつを入れてあげました。あとキキちゃんからもらったおもちゃ。
あしたはほんとうにお別れだね。
そしてjoが使っていた乳母車をバラしました。
暗くなって、キキ、アネラ、Asucajuのお二人が寄ってくれました。
joの入った箱はお花でいっぱいです。
よかったね、jo。
6月21日(木)
きのうはjoが病院にいる間、妹が来ました。
リハビリ施設へ父親の着替えを持って行ってもらうために。
妹もjoをかわいがってくれてました。時間が合わず、最後joに会えずに残念。
妹の息子のかずま君(5)は最初はjoを怖がっていましたが、年明けにずっと実家に泊まりにきているうちにjoのことを好きになってくれました。
でもまだ「死」を理解できずにいるみたいです。
彼がjoの絵を描いてくれました。
最初joを真っ黒く描いたら目がどこだかわかんなくなちゃって、描きなおしたんだそうです。
だから白いんです。ちなみに左がワタシ。
この24時間ではじめて笑った。
午前10時過ぎ、葬儀業者が来てくれました。
遺骨は自分で引き取りにいきます。夕方には準備できるそうなんですが...。
怖いんです。まだ温かいjoの入った骨壷に触れない。
心の整理もしたいので、ちょっと日にちをおいて迎えに行こうと思います。
joがいなくなって、なんか急に力が抜けてます、いま。
も少し続く...かな。
かずま君の絵、とっても上手ですね。
似てますwww
投稿情報: MaAsucajuの妹 | 2007/06/22 01:28
ほんとはjoに、ってことだったんだけれども、残して飾ることにしました。
投稿情報: skaory | 2007/06/22 04:45