ほぇ…。
わがマイアミ・ドルフィンズのスーパースター、DEジェイソン・テイラーがワシントン・レッドスキンズにトレード。
数日前のニュースでマイアミに残留すると出ていたので、やれやれと思っていたのに。
見返りは二つのドラフト指名権。2009年2順目と2010年6順目。
ジェイソンはすでにワシントンのサマーキャンプに合流。
ジャージもマイアミ時代の99番から55番に変わり、インタビューにもすっきりした表情で答えていました。
マイアミに「皇帝」ビル・パーセルズが来て以来、かたくなにチームドリルを拒否。
ディフェンスの二枚看板、LBザック・トーマスをカットしたことに対する抗議か、ラテンダンスに入れ込んでいました。
たまたまワシントンのキャンプ初日に、スターターDEがシーズンアウトの怪我をしたのでトレードの申し入れがあって、とんとん拍子に成立したそうです。
ワシントンの公式HPを見ると、大歓迎ムード。そりゃそうでしょ、この時期にこんなビッグネームが加入したら季節はずれのクリスマスプレゼントだ。
そして驚いたことに、すでに55番のレプリカジャージ…もちろん背中に「TAYLOR」のネーム入り…のプレオーダーを受け付けています。
でもマイアミにとっても良かったんじゃあないでしょうかね。いくら殿堂入り確実の選手でもピークは過ぎた気はします。
ラテンダンスとフットボールでは使う筋肉も全然違うようで、今シーズンも活躍できるか疑問ですし。もちろん活躍してほしいですが。
ワシントンで99番を付けているDEアンドレ・カーターが番号を譲る気だったようですが、ジェイソンはその申し出を断ったそうです。
カーターは逆サイドの同じポジションでコンビを組むスターターの選手。お互いに気をつかったみたいですが、ジェイソンのほうが格上。
さすが人格者だと思ったんですが、55番を自分で選んだと聞いて思わずニヤリ。
ダラス・カウボーイズと契約した元同僚のザック・トーマスも55番。
ちなみにジェイソン・テイラーはザック・トーマスの妹と結婚した過去が。
もう離婚しましたが、元義理の兄弟ということになります。
ダラスとワシントンは同じNFC東地区。ただでさえリーグ一の激戦区。
今年の両チームの対戦…というか二人ともチームリーダーの資質十分なのでどんなディフェンスをするのか、フィールド上の55番から目が離せません。
投稿情報: 16:37 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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あと数時間後に迫ったNFLドラフト。
スーパーボウルに次ぐイベントだと思っております。
わがマイアミ・ドルフィンズは昨シーズン、リーグ最低の成績だったので指名順が「いの一番」。
こんなにワクワクするドラフトは今までありませんでした。
なぜ過去形かというと、マイアミは全体1位指名の特権で、ドラフト4日前にミシガン大のOL(オフェンスライン)ジェイク・ロングと契約したからです。
NFLのドラフトで上位指名された大学のスター選手は代理人をたてて高額の契約金を獲得しようとゴネて、貴重なキャンプをホールドアウト。結局最初の一年を無駄にする選手もたくさんいます。昨年がまさにそう。
確かに怪我がつきもののスポーツで、キャンプ中に致命的な怪我を負ってそれっきりという選手もたくさんいます。一度もNFLでプレーをしていないのに大型の契約を欲しがるっていう気持ちも分からないわけではありませんが、そもそも大学のスーパースターがプロで通用するかというと、まったくそんな保障はないのです。
フロントのビル・パーセルズは指名後の契約のゴタゴタを一番嫌っていたようで、ちょっと前から(他チームとの)駆け引きなしでジェイク・ロングとの契約交渉を行っていたニュースは報じられていました。
ジェイク・ロングが全体1位指名にふさわしいポテンシャルかというと、そうではないのかもしれません。
上位指名候補ではディフェンスにタレントが多く、OLのジェイク・ロングは「トップ5位以内」というのがアナリストたちの評価でした。昨年全体3位でクリーブランド・ブラウンズが指名したOLジョー・トーマス(2007プロボウラー)より評価が低いです。
しかし私はチーム事情でオフェンスラインが必要だと考えていたので、ジェイクにマイアミのユニフォームを着て欲しいと思っていましたし、ビデオを見ても忠実に、ホイッスルがなるまで手を抜かず相手をブロックするプレースタイルは好感が持てます。
最下位チームのマイアミの補強ポイントはたくさんあるわけですが、やはり低迷しているオフェンスの構築です。
特にOLで一番重要なLT(左タックル)。リッチモンド・ウェッブが移籍して以来、長いことタレント不足でした。
右利きのQBがパスを投げるとき、ターゲットを探し、ボールをリリースするまでの瞬間、背中がフィールドの左側を向きます。ブラインドサイドといいますが、必然的にこちら側の視界が狭くなります。
守備側はQBにプレッシャーを与えるためにブラインドサイドのラインの一番外側にスピードのあるパスラッシャーのDE(デイフェンスエンド)を配置するわけですが、そのDEに対抗するために強力なLTが必要なわけです。
またランニングプレーの時も、ディフェンスをブロックして走路をこじ開けなければなりません。
いくらいいQB、RB、WRがいてもオフェンスラインの仕事なしに活躍はありえません。
http://www.nfl.com/videos?videoId=09000d5d807f3c34
彼らにスタッツはありません。
出場試合数だけ。
ボールを持ったりパスを受ける資格がないのです。
たまにファンブルリカバー。
一生に一度あるかどうか、ファンブルリカバータッチダウン。
選手生活で公式記録上、一度もボールに触れないプレーヤーなんて珍しくありません。
彼らは相手を掴んだら反則です。どんなときもプッシュ、あるいは腕でのブロックのみです。
パスプレーのときはQBが投げるまで、ボールが置いてあった位置より後ろでディフェンスをブロックし続けなければなりません。前に出たら反則。
QBが投げたボールが直接身体に触れたら反則。
大男たちなのに寡黙で献身的。
アメフトを見るとき、オフェンスラインのブロックに注目すると、きっと凄さが分かると思いますよ。毎プレー、格闘技をやっているのと同じですから。
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さてマイアミですが、ドラフト開始直前に、ジェイソン・テイラーを放出する噂があります。
現在、NFL最強のDEですが、1位指名権との交換に応じるチームがあるのか。
まだまだ目が離せません。
投稿情報: 11:09 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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そして本日、ディフェンスの魂…いやチームの魂といえるLBザック・トーマスがチームからカットされました。
昨シーズン、脳震盪を繰り返し欠場…リーグから数試合出場禁止になるのです…が多かったのですが、現在は完治して2008シーズンへのモチベーションも高いと本人はコメント。
ドラフト下位ながらプロボウル7回選出。10年連続チームのリーディングタックラー。小さい身体をスピードで克服し、ボールのあるところ必ず54番のジャージがありました。
高額サラリーの関係でチームからカットされたようですが、改革には痛みも伴います。
トーマスは殿堂入り確実な人気選手。しかも地域に貢献度の高い活動をしている人格者です。
今回の措置にはいろいろ批判はあるでしょうし、簡単な決断ではなかったと思いますが、私はチームとパーセルズを支持したい。彼は本気でチームを再建する気です。
そして、ザック・トーマスの未来が明るければいいと思います。
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プロボウル(オールスター戦)も終わり、あとは4月のドラフト。
マイアミは「いの一番」の指名権を持っています。
補強しなければならない点はたくさんありますが、ドラフト指名権は選手や指名順位とトレードもできるので、今後のチームの動向から目が離せません。
今はまだ種まき前、土を耕している段階。
それにしてもオフシーズンがこれだけ楽しみな年、なかったなぁ。
投稿情報: 20:48 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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久々にNFLの話し。
わがマイアミ・ドルフィンズの2007シーズンは1勝15敗という球団史上最悪の成績でした。私も書くことがなかったです。どうせなら裏パーすればよかったのに。
けが人が多かったのもありますが、それよりも根本的にフロントのチームづくりの無能さが大きな原因です。もともとディフェンスがいいチームだから、オフェンスコーディネーターをヘッドコーチに置けばいいさ...このような安易な考え方は一番危険です。
偉大なヘッドコーチ、「ビッグツナ」ことビル・パーセルズが突然フロント入り。私も驚きました。
副代表というポジションですが、実質的にパーセルズがチームづくりの実権を持っているのは明らか。そうでないとチーム入りする意味ないし。
すでにヘッドコーチ、フロントを総入れ替え。今後はトレード、FA、それに全体1位ドラフト指名権で来シーズンのロースターはがらりと変わるかも。すごい楽しみです。
「ペイトリオッツ14-17ジャイアンツ」
今シーズン、ニューイングランド・ペイトリオッツはスーパーボウル前まで18勝0敗(レギュラーシーズン16勝、プレーオフ2勝)。あと1勝で「パーフェクトシーズン」でした。
対戦相手はワイルドカードのニューヨーク・ジャイアンツ(10勝6敗)なので、戦前はニューイングランドが圧倒的に有利。2チーム目のパーフェクトシーズン達成は確実という下馬評でした。
NYのチームスタッツも平凡で、とてもスーパーボウルで勝つようなチームには思えません。
実はレギュラーシーズン最終戦でこの2チームはNYのホームで対戦しています。
接戦でしたが、38-35でニューイングランドが勝利。
しかしこのゲームでNYのQBイライ・マニングは何かきっかけをつかんだようで、その後プレーオフからスーパーボウルまで4連勝。大一番で勝負強く、スーパーボウルではMVPに。
レギュラーシーズンのQBレーティング74.0だったのがポストシーズンに入ると別人のような活躍で95.7にはね上がりました。
すごい昔ですが、マイアミはパーフェクトシーズン(17勝)でスーパーボウルを勝った唯一のNFLチームです。(画像©MIAMI DOLPHINS/ESPN)
1972年、当時はレギュラーシーズン14試合、ポストシーズン3試合。試合数が少ないとはいえ、パーフェクトシーズンのチームはマイアミ・ドルフィンズだけであるのに変わりありません。
スーパーボウル終了後、ニューイングランド敗戦を受けて、マイアミではファンやOBが大喜び。
こんな映像もありました。いつ撮ったんだろう。
懐かしいメンバーですが、ちょっとやり過ぎ?
本音をいうと、ニューイングランドに勝ってほしかった。
新しいドルフィンズの歴史がこれから始まります。いつまでも過去の栄光にしがみついている場合ではないと思うし。
まぁいいか、マイアミの未来は明るいことだし。やっとオーナーも正しい進むべき道を見つけたような気がします。
今回のスーパーボウル出場のNYジャイアンツ、ニューイングランド、そしてダラスと、次々にチームを立て直したビル・パーセルズの手腕に期待です。
投稿情報: 09:58 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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あまり書きたくなかったんですが、NFLの話し。
わがマイアミ・ドルフィンズ、開幕から絶望の6連敗。
何が悪いんだろうと考える。
明らかにフロント、というかGMのランディ・ミューラーが悪だろう。
今年カンザスシティーから迎えたQBトレント・グリーン。
しかしその彼がインターセプト連発。あげくにヒューストン戦でタックルにいった時に相手DLの膝がもろに頭に入り脳震盪で病院送り。
昨年脳震盪でほとんど休んでいたグリーンを迎えたのは誰?
キャンプ中には昨シーズン高額契約で迎えたQBダンテ・カルペッパーを、膝の調子に疑問があるという理由で解雇。
そのカルペッパーが移籍したオークランド戦、マイアミはホームで大敗。
膝が悪いはずのカルペッパー。自らのランで3TD。パスで2TD。
TD後、盛んに膝完治のパフォーマンスをしていました。
そして本日大変悲しいニュースが。
芸術的なキャッチをするWRのクリス・チェンバース(写真)がサンディエゴへトレード。
しかも見返りが来年のドラフト2順指名権...はぁ?
プロボウラーで生え抜きの人気者チェンバースの価値が2順とは...。
29歳とはいえ、あと3年はリーグトップクラスのレシーバーでしょ。
なんという大損。バッカじゃねーの?
だいたい1勝もできないチームがなんで来年の指名権必要なの?
しかも2順...しつこい?
名将ドン・シュラとスーパースターQBダン・マリーノがチームを去ってからマイアミは毎年のように中途半端な補強ばかり。
すぐドラフト権と引き換えに高額サラリーのベテランをトレードで獲る。
1順指名権がない年もたくさんあったなぁ...と思って調べたらここ10年で1順指名権を譲ったのが1998、1999、2000、2002、2003年...って5回もある!
NFLはサラリーキャップ制。
簡単にいうと選手の年俸の合計額に上限があり、どのチームも同じ。
しかもどんぶり勘定なので、その額の範囲内でやりくりしなければなりません。チームが強くなるとどうしても選手の年俸は高額になります。チームとしては戦力維持のためになんとか引き止めたいのですが、ルールに従ってやむを得ず高額サラリーのベテランはカットしなければなりません。
ドラフトもウェーバー制。成績の悪かったチームから指名が始まります。
これらは戦力が偏らないための配慮です。
まぁやり方にもよりますが、ひと昔前は「お荷物」なんていわれていたチームがスーパーボウルを勝ったりするのは不思議でもなんでもないことなのです。
だからファンも定着するわけです。
マイアミも、もっと将来を見据えて計画的にチーム作りをしてほしい。
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GMランディ・ミューラーが今年シーズン開幕前にやらなければいけなかったこと。
・QBカルペッパーの身体と精神面のケア。
・ドラフト1順でノートルダム大のQBクインの指名。
結果論ですが、これがベストだったんではないでしょうか。
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LSUでカレッジ全米王者になったこともある前マイアミHC、ニック・セイバンがチームから逃げ出したのも何かチーム内の見えないところで問題...せっかちなオーナーとか...があるのかな。
クリス、元気でね~。
投稿情報: 17:31 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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(c)2007 Atlanta Falcons.All Rights Reserved
久しぶりにNFLネタ。
各チーム、サマーキャンプ中。週末からプレシーズンゲームもスタート。
小学生の頃から観るスポーツの中でNFLが一番好きなので、いまが一番ワクワクで楽しみな時期でもあります。
わがマイアミ・ドルフィンズのオフィシャルサイトでは、毎日のトレーニングの模様が動画で見られます。いい時代になったもんです。
マイアミはヘッドコーチが変わって、大量のスターターが放出されました。
でも地味ながらドラフトやFAでいい補強をしたのかも。
すべて結果次第なので、今はまだなんともいえませんが。
結局ケガ気味のQBカルペッパーはトレードに応じなかったため解雇。
そういえば彼、暗かったぁ。笑ったとこ見たことないし。
ドラフトではノートルダム大の大物QBクインを指名回避して、カンザスシティー・チーフスから来年のドラフト権と交換でトレント・グリーンを獲得。
高年齢と脳震盪の影響がネックですが、明るそうなキャラなのでマシかも。
ルーキーのジョン・ベックが育つまでグリーンに頑張ってもらうというシナリオなんでしょう。
春のNFLヨーロッパで活躍した日本人プレイヤー・木下典明選手(WR・立命館大)がアトランタ・ファルコンズのキャンプに参加しています。
いま彼のナンバーは「1」。
いい番号だと思うでしょ。
ところが全然よくないんです。
NFLは各ポシションで番号が決められています。
オフェンス側の選手はポジションによってボールを持つ資格がない人(ラインマン)がいるためで、味方が投げたパスが直接体に当たると反則になります。
確かにみんながボール持ったらわけわからなくなりそう。
審判が番号で見分けるためだと思われますが、昔はわりと自由でした。
ちなみにファンブルリカバーは誰がしてもOK。
木下選手のWRというポシションは普通80~89番。それが埋まっている場合10~19番も使えるルール。
一ケタというのは、キッカーかQB。それ以外はあまり期待されていないか、ゲストという意味合いになります。
野球をやっていた少年時代、みんなの憧れの背番号は1、3、18あたりでしょうか。
チームに何人もいましたっけ同じ番号。
私はひねくれていたので15。
エースのジョーこと城之内投手とおなじ番...
...(話しが古過ぎるのでやめた)
アメフトの場合、昔はQBなら12、RBは32をつけた有名選手が多かったので、同じ意味合いになると思います。
あくまで私の主観ですが。
RBの32はなんといったってOJシンプソン。プロ野球でいったら、王、長島ですよ。
だから例の事件はものすごいインパクトでした。
1991年に東京ドームで開催されたプレシーズンゲーム「ロサンゼルス・レイダースvsマイアミ・ドルフィンズ」で、MVPになったマイアミのルーキーWRスコット・ミラーは8番でしたが、開幕ロースターに残って晴れて82番に変わりました。
観に行きましたよ東京ドーム。逆転TDをミラーがキャッチした瞬間、熱狂して隣りのマイアミファンの外人と飛び跳ねながらハイタッチしました。なっつかしいなぁ~。
まぁそんな例があるので、木下選手には俊敏さを生かしてロースターに残ってもらいたいものです。
開幕までひと月、頑張れKINOSHITA!
投稿情報: 12:34 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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(c) Miami Dolphins Ltd., Inc.
昨シーズン、我がマイアミ・ドルフィンズは波に乗れず6勝10敗。まさかのAFCイースト最下位。
移籍してきた大物QBクォーターバック、ダンテ・カルペッパーが期待はずれで、彼ひとりが非難されていました。
プレシーズンでは良かったのですが、前年の大怪我が完治してなかったんでしょう。
それにかわいそうなことに、シーズン開幕後しばらくOLオフェンスラインがザルのような状態。
ディフェンスのプレッシャーが凄くて、パス投げるどlころではなっかったような。
そしてそのうち故障。ニック・セイバンHCとの確執も取りざたされました。
シーズン終了後、セイバンは高額なギャラに目が眩んだか、アラバマ大のHCに就任。
ルイジアナ州立大を全米大学王者にしたHCですが、プロと大学では違うんでしょうね。
過去何人も大学の大物HCがNFLで同じような失敗をしています。
後任は前サンディエゴ・チャージャースの攻撃コーディネーター、キャム・キャメロン。
超攻撃的なプレイコールをするらしいので楽しみにしていますが、昨年のレギュラー選手がどんどんカットされたり、FAで流失しています。なんだかとっても心配。
そして先週末、オフシーズン最大のイベント、ドラフトが行われました。
マイアミは全体9番目。
補強ポイントはたくさんあります。OL、DLディフェンスライン、WRワイドレシーバー、そしてQB。
NFLのオフィシャルサイトでは数人のアナリストがノートルダム大のQBブレイディ・クインを予想。
クインはすでに将来の殿堂入り候補...などと言われている逸材。9位まで残っているか疑問ですが、とりあえずオフィシャルサイトの速報で見守ることに。日本時間、日曜の早朝です。
アメフトは野球と違い、各ポジションが専門の職人のようなものです。そのポジションによって選手の体格も全然違います。いい選手が残っていても、チームにとって必要なければ普通指名しません。指名権は貴重なのです。
今年はQBを第一補強ポイントにしていたチームがあまりなく、マイアミの順番になってもクインは残っていました。しかし...。
マイアミが指名したのは、オハイオ州立大のWRテッド・ジン・ジュニア(写真右)。
うーん、ちょっとがっかり。ドラフト会場でもクインを回避した時はブーイングだったそうです。
この時点で考えたのは、マイアミ2年目のマーカス・ヴィック...登録はWRだけれども、大学ではQBでプレー...を起用するのかなと考えていました。お兄さんはアトランタの正QBだし。
しかし2順でブリガムヤング大のQBジョン・べック(写真左)を指名。
その後、トレードで獲得した指名権を行使、実に10名を指名しました。(OL2人、DL2人、RB2人、LB、P)
さて、1位のジンですが、プロフィールを見るとパントリターンTDが6度もあります。こりゃあ楽しみだ。恐怖のリターナーとして期待できそうです。
マイアミはダン・マリーノ以降、オフェンスに華がないチームなのでぜひ魅せる選手になってほしい。でも華奢な感じなので怪我が心配。
ファンとして思い出すのは、サマーキャンプで大怪我をした97年の1位WRイェティル・グリーン。あれは本当に残念だった。二の舞だけはならないでほしいです。
投稿情報: 21:54 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ファイナルスコア
MIA 17 ー 28 PIT
(c)ESPN.com
スカパー・G+の中継をDVD録画。
帰って早速ゲームを見ました、ハッシュドビーフを作りながら...。
やはりピッツバーグの守備、スチールカーテンは強力!
アグレッシブでお見事でした。さすがスーパーボウルチャンピオン。
オフェンスもQBが誰だろうと、システムがちゃんと機能。
マイアミはつまらないミス連発。ボールが手に着かない感じでした。
それに反則。リードしたあと、流れが来たのに反則の連続で帳消し。
あと誤審もありました。アウェーはやはり不利です。
一度モチベーションを失うと、なかなか軌道修正が難しいですね。
でも、開幕戦マイアミは負けましたが悲観する事はありません。
だってこのあとのスケジュールというか対戦相手、割とラク。
控えめに予想すると11勝5敗。
プレイオフでピッツバーグに雪辱だ!
投稿情報: 06:12 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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(c)NFL.com
いよいよアメフトNFLが開幕。あと数時間後...いま午前6時。キックオフは10時...に我がマイアミ・ドルフィンズがアウェーで昨年のスーパーボウル覇者ピッツバーグ・スティーラーズに挑みます。
本格的な開幕は日曜なんですが、プレミア的な意味合いで今日はこの1ゲームのみ。キックオフに全米の注目が集まっています...たぶん。
今年のマイアミは久しぶりに良い補強をしました。
何と言ってもクォーターバック(QB)。昨年と比べると数段グレードアップ。
#8ダンテ・カルペッパー。控えに#3ジョーイ・ハリントン。ともに前チームではエース。カルペッパーはケガ上がりとは言っても、プレシーズン・ゲームで見事に復活。
(c)ESPN.com
彼を守るオフェンスライン(OL)も補強。期待していた今年49ersから移籍のフルバック(FB)フレッド・ビーズリーがロースターから消えたのは少し不安。
2005年ドラフト全体2位のランニングバック(RB)#23ロニー・ブラウンは今まで大学、昨年とチーム内の強力なRBと併用されていましたが、今年は相棒のリッキー・ウィリアムズがいなくなったので、一人立ちが期待されます。
ディフェンスライン(DL)は高齢ながら、すごい名前がズラリ。今年来た33歳の#95ダン・ウィルキンソン。まだ老け込む年じゃないし、プレシーズンで活躍してました。気分新たに頑張ってほしいです。もともとDLはローテーションを駆使していい結果を残しているチームなので、心配ないでしょう。
相手のピッツバーグはQBベン・ロスリスバーガーが盲腸で開幕戦に出ません。
スーパーボウルMVPのワイドレシーバー(WR)ハインズ・ウォードは出場するようですが、ケガでプレシーズン全休。
チャンス!マイアミはアウェーとはいえ、普通に戦えば勝てる気がします。
このチームは毎年そうなんですが、開幕後の数週間は勝率高いんです。寒くなるとだんだん調子が落ちてくる...南国のイルカだから。
↓画像をクリック...マイアミ・ドルフィンズ・チア
(c)Miami Dolphins Ltd.,Ink
投稿情報: 06:19 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「NFLドラフト」
小学生のころからアメフトが大好き。昔はアメラグなんて言う人もいた。
特に私はマイアミ・ドルフィンズ刷り込み世代(いずれ解説しよう)なので、ドルフィンズの大ファン。すべてのスポーツチームの中で一番好きです。
さて2006NFLドラフトが29、30日に行われるということで、まさに現在進行中です。
RBレジー・ブッシュとQBマット・ライナートの超スーパーなUSCコンビに注目が集まっていると思ったら、意外にも1番クジのヒューストン・テキサンズはノースカロライナ州立大のDEマリオ・ウィリアムズを指名。2番目のニューオリンズ・セインツは順当にブッシュを指名しました。
直前のNFLオフィシャルサイトの情報で、全体1位マリオという可能性があると知っていたけど...まぁ弱いチームは補強点がいっぱいあるからなぁ。
意外はまだ続く。3位のテネシー・タイタンズはテキサス大のQBビンス・ヤング...今年のローズボウルでの活躍は本当に凄かった。でもライナートよりも評価が上とは...プロ向きなのかな?
4位NYジェッツもライナートを回避。今年もケガがちのチャド・ペニントンでいいのか。
さらに指名は進んで7位のオークランド・レイダースもライナートを敬遠。ブラック&シルバーがお似合いだと思っていたんだけど...。
結局ライナートは10位のアリゾナ・カージナルスが指名。うーん、ここまで残ってたか。わがマイアミ・ドルフィンズにぜひ欲しかったんですが。16位では残っているはずもなく、テネシー大の大型コーナーバックのジェーソン・アレンを指名。まぁQBはミネソタ・バイキングスからトレードでダンテ・カルペッパーを獲得してたわけで、人材不足の守備バックを指名すると思ってましたが。
NFLドラフトは前年の下位チームから指名する完全ウェーバー制。面白いのはドラフト権のトレードが認められている点で、このあたりの駆け引きがとても面白い。
わがドルフィンズは2004年の成績がひどかったために昨年のドラフトが全体2位だった。こんな上位指名は初めてだったんじゃないかな。しかし昨年のドラフトはまれに見る不作の年...と世間では言われていました。まぁそれなりの選手は指名できたわけだけど、でもでも1年ズレてたらよかったのにぃ。残念。
ライナートはドラフト前に代理人を変えたらしい。やり手の代理人が付くとチームは途方も無い契約を結ばなければならない事が容易に考えられ、それが10位指名まで敬遠された原因かも。正直ライナートが10位なんて信じられない。でもまだプロデビューする前の選手がべらぼうな報酬を要求するっていう考えがちょっと理解できませんね。
投稿情報: 16:31 カテゴリー: NFL | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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