「第3回Mt.富士ヒルクライム」
いやぁ、まさか雨降るなんてまったく想定外。
30℃ぐらいになるっていうから、すべて真夏仕様で準備していたので少しアセりました。
まぁワタシの場合、目標は完走だからね。それに前日受付の時に朝生つぐみ嬢に「がんばったね、かおるちゃん」ってTシャツにサイン...しかも表裏...もらって、おまけに握手までしてもらったもんだからやらにゃならんのです。
40〜44歳クラスには600人以上。スタートは周りに注意しながら慎重に。
寒いので最初の駐車場まではゆっくり行こうと思っていましたが、なぜか調子よく、ペースが合う人にくっついて行けたのにびっくり。
路肩側を走ってるだけじゃダメなんだなぁと。レース2度目にしてやっとそういう考えができました。
雨は強かったですが、そんなに気にならず。横風の方が怖かったです。途中、どうしようか迷いましたが第2関門でトイレ。降りた途端、寒さで震えが止まらず。
でも走り出すと治まる。御庭の急坂を上って、平坦。もうシューズの中までびしょ濡れ。最後はせめてちゃんと写真に写ろうと思って、前に誰もいないようにと超スローにして間隔をとってゴール。
五合目、超寒い。お土産屋さんのオジさんに写真を撮ってもらいましたが、寒さで笑顔が引きつってます。この5秒後、霧で頂上が完全に隠れてしまいました。奇跡的な1枚。
なんとか下山してスタート会場に戻りましたが、こんなに震えた事ないっていうぐらい震えました。参加者に出された吉田うどんを食べて生き返りました。
タイム的には2時間切れなかったけれども、先週よりも調子よかったし、できれば梅雨明けにでもまた走りたいと思っているのです。
投稿情報: 19:12 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「トランポ」
うちのクルマは7人乗りのミニバンですが2列目、3列目の座席の取り外しができます。
仕事でかさばる物を運んだりするので、カーゴスペースを確保するために普段座席は3つしかつけてません。
土曜は人を運ぶので、ノーマルの状態に戻しました。
実家の団地12階から台車を使って運んで取り付け×3往復。ふぅ雨が止んでてよかった。
久しぶりに普通の乗用車状態にしてみると、なぜかわくわくします。
人を乗せてドライブする機会ってあまりないけれど、とても楽しいものです。
心配していた天気も、まぁなんとか雨は大丈夫みたいなのでよかった。
よい週末になればいいですが。
写真は筑波サーキットにて。
2人乗り仕様にして、前輪を運転席と助手席の間に入れれば立派なトランポに。
ヒュンダイ・トラジェ。この焼き肉屋みたいな名前のクルマ、もう日本で販売してないんです。
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「Mt.富士ヒルクライム1週間前」
今年二度目。富士すばるラインに行ってきました。
今回はショップで知り合ったfabさんと女性のNさんをクルマでお連れしました。
お二人とも1週間後のMt.富士ヒルクライムに出走するので、そのための試走です。
前に奥多摩にご一緒したお二人なので、たのしい1日になる予感が。
麓から見た富士山はモヤモヤしていて、いかにも不機嫌そう。
富士北麓公園からいざ出発。その時点でかなり涼しかったですが、半袖半パンで出発。
走り始めるとやはり暑くてたまらなくなります。いつもそうなんだけれども。
料金所を過ぎて最初の駐車場まで先を走ってましたが、そこで自分だけストップ。
インナーを脱いでビブの肩かけをはずし、水分補給。すでにふくらはぎが張っていて、ダンシングするとつりそうな感じが。
おまけに前輪からコツコツと異音がしていたので、コンピューターとマグネットが干渉しているのかと思って調べてみましたが、どうも違うようです。
タイヤの空気を気持ち多めに入れていたので、気圧で膨張して破裂する前触れかもと少し心配になりましたが、とりあえず再出発。ぼやぼやしていたら二人の姿も見えないくらい先に。
fabさんは別格として、Nさんの速さに感心。奥多摩のあとからだいぶ走り込んでいるようで、すでに不摂生なワタシは追い越されてます。
すっかり無抵抗モードで最も軽いギアでもがいていたら、fabさんが下って来て前を引いてくれました。
やっとNさんが見えてきた。それでもいいペースで走り続けているので、最後方でおとなしく付いていくことに。実はこのあたりで意識が朦朧としてきて、とっても眠い。
朝の3時にイタリアのオークションでチェックするものがあったので、もともと眠かったんですが。
ボトルの水を首にかけたりしながら耐えてました。相変わらず少しでもダンシングすると、すぐ足がつりそうになります。
シッティングのまま五合目に到達できるか不安になってきました。
前回すばるラインに来たときはギアも2枚ぐらい残ってたし、ダンシングでスイスイ上れたのに今回は全然余裕なし。
やっぱり体調の管理はちゃんとしなきゃダメだなぁと痛感。
大沢駐車場で1分ほど休憩してから少しガンパってみましたが、このあたりから天気がすごく良い事にやっと気づきました。
Nさんと同行しているfabさんが何度か私を目標に上ってきて、追いついては下ってく。いったいこの人何キロ走っているんだろ。
最後の左カーブのあとの坂は短いけれども結構キツイ。その後のほぼ平坦は天国。そして五合目のゴール直前の坂を上りきってゴール。二人がゴールするところを待ってデジカメで連写。
なにはともあれ、ソフトクリーム。今回は「こけもも」にしました。いやぁ生き返った。
五合目は外国人の団体観光客が多くて、休んでいたら中国人に話しかけられました。シャッターを押してくれというのかと思ったら、一緒に記念写真を撮りたいということだったらしく、4人で並んでパチリ。不思議な感覚。
Mt.富士ヒルクライム1週間前ということで、もっと自転車の人がたくさんいるかと思いましたが、この前来た時の方が多かったです。
少し休んでから下りです。最後尾で後ろからクルマが来るたびに声をかける係を。クルマとは絶対的なスピードが違うので、あっという間に追いついてきます。注意を払いながら後ろばかり見てました。
駐車場に戻り着替えて落ち着いたらすごくおなか空いたので、談合坂SAで食事する事に。
食事をして車に戻ると、SA内が大渋滞。なんか消防車や救急車が何台も入っていて、何かあったんでしょうか。3メートル動くのに30分以上。本線に戻っても大渋滞で、東京に戻ったのはすっかり夜。
家に帰ってごはん食べ終わったらそのままテーブルで寝てしまいました。
fabさん、Nさん、お疲れサマでした。今度またどこかへ行きましょう。
投稿情報: 19:05 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「ベベル」
ドゥカティ・ベベル900S2。1982年にイタリアで製造されたベベルギア・Lツインエンジンのスーパースポーツ。
改造箇所多数。すごい爆音と前傾姿勢。でもエンジンはとっても扱いやすくって意外と乗りやすいんです。筑波サーキットや那須サーキットを何度か走りましたが最高です。
オートバイは18の時に免許とってから15台ぐらい乗ってきましたが、4年前にコレを手に入れてから、他のバイクに乗る気がしませんでした。
でも降りる事にしたんです。いろいろな意味で怖くなったから。
今日、新しいオーナーさんに無事引き渡し。愛知の方で、自走で帰って行きました。
オークションで売れたのですが、その方は出品中にわざわざ下見にも来ていただいた方なので、気持ちよくスムースにお取り引きが完了できてよかったです。
無事に家に着いたとのメールが入り、ホッとしています。
なんか寂しいような気もしますが、ベベルにはいいご主人がみつかってよかったと思います。
投稿情報: 19:03 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「ワタシ学生なんです。」
実は私、会社に無理聞いてもらって週に一度、学校というかスクールに通っています。
カフェビジネスのお勉強。週イチなので卒業までまだ半年以上ありますが。
うーん今のところ、カフェをやるという具体的な話しではなく、あくまで自分の教養のため...うちでバリスタごっこしたい...という感じです。
でもまぁ死ぬまで夢をもってたっていいんじゃないでしょうか。
生徒さんも老若男女さまざま。少人数なのでアットホームな感じで学んでいます。
実習の日はピンクのエプロンつけてるので、外から見てる...ガラスばりなのです...人たちはクッキングスクールみたいに思っていると思います。ちょっと恥ずかしい。
スクールは中目黒なんで地下鉄で通ってます。
今日、茅場町で日比谷線に乗り換えて東銀座あたりから座ったら、隣の若い女の子がすごい眠いらしくコックリコックリ。やがて私の肩に自分の肩をぐいぐい押し付けてきて、オツムが私の目の前に。そのうちズレてきてヒザまくら状態になりそうに...。もうおかしくって大笑いしそうになりました。彼女は恵比寿で目が覚めて降りていきましたが、右肩がしばらく痛かった。なんか生々しいですよね、知らない女の子と身体がこすれるなんて...って何書いてるんだろ、自分。でもちょっとドキドキ。
写真はスクールにあるイタリアのアストリア製の2連式エスプレッソマシン。
お値段は家庭用とは“ふた”桁違いますよ。
投稿情報: 19:00 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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「パンターニのサドル」
海外ネットオークションのお話し。
アメリカのオークションのセラー(出品者)のほとんどはPaypalというクレジットカードでの決済を選択していますが、なかにはマネーオーダー(国際郵便為替)だけしか受け付けないという人もいます。
今まではアメリカのBIDPAYという会社がマネーオーダーでの送金の代行をしていましたが、それが今年になって消滅している...。
ワタシ全然知らなかったです。こうなると自分で郵便局へ行って手書きで書類を作成するしかありません。あ〜面倒くさいなぁ。
要するに為替自体をアメリカに郵送するので、相手が受け取るまで数日かかるのです。それに手数料が高いし、なんかオークションの楽しさが吹っ飛んでしまいます。これでは代行業者に頼んでも大して変わらないような...ブツブツ。
でもどうしても欲しかったんです。
セライタリア・チタニウム・フライト“ザ・ピラータ”。
投稿情報: 18:57 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「マルコ・パンターニにヘルメットは似合わない」
ジロ・デ・イタリアが終わりました。イヴァン・バッソ強かったなぁ。でもツール・ド・フランスではどうでしょうか。体調が今ピークっていう事は難しいですよね。マルコ・パンターニ以来のダブル・ツール狙ってほしいですが。
写真は1999年ジロでのマルコ・パンターニです。ビデオからDVDに落としてもらったものをイギリス人から買いました。誰に言ったらいいのかわかりませんが、勝手に画像載せてごめんね。
パンターニといえば、スキンヘッドにヒゲ。それにバンダナというイメージです。2003年のジロではヘルメットかぶっていたけど、まるで似合いません。
メルカトーネ・ウーノのジャージ、ビブショーツ、バンダナ、キャップ、そしてサングラスはBRIKOのスプリンターkit3...ヴィクトリアで2年前の黄色を発見!...などをかき集めてまして、格好だけパンターニになりきって走りたい...なんておバカな事考えてます。ただレースイベントではヘルメット着用なので、どうしたものか。チャリティーライドはヘルメット強制ではありませんが、歩道を海賊のコスプレで走るのも大人げないような...。荒川もちょっと恥ずかしいかな。夏になって独りでひと気のない山道を走る時にやろうかな。
投稿情報: 18:55 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「スポーツマンシップ」
ゆうべのジロ・デ・イタリア19ステージ。ゴール前に起こった奇跡のようなすばらしいシーンにひどく感動しました。
残り10キロ、逃げ集団からアタックしたクイックステップのスペイン人ファンマヌエル・ガラテ。マークに行くのがCSCのドイツ人イェンス・フォイクト。同じCSCのマリアローザ、イヴァン・バッソは後続集団で有力どころを引き連れている状況。
フォイクトはずっとガラテの後ろについていたので、おそらく逃げをつぶそうとしていたのかもしれません。一度だけ前に出ましたが、すぐガラテが先頭へ。
残り1キロをきってもその体制は変わらず。こういう状況は後ろにいる方が絶対に有利。いつ仕掛けるかと思って見てました。
残り300メートル。フォイクト(写真左)が並んで、ガラテの背中を叩く。その後握手。
当然見てる方としては、「今まで引いてくれてありがとう。じゃ先に行くね」のサインだと思うじゃないですか。でも次の瞬間、まったく逆の事が。
なんとガラテが単独先頭に。フォイクトがした合図は「行け」だったのです。
解き放たれたかのようにガラテが単独でゴール。ゴールする直前、後ろを振り返ってフォイクトを指差して、健闘を讃えました。
ゴールが近づいてきた時にフォイクトが無線で監督と話していました。監督が何と言ったか分かりませんが、マリアローザは安泰な状況なので、おそらく「GO」だったんじゃないでしょうか。そして残り1キロ過ぎた時、フォイクトの心の中は葛藤で、はち切れそうな状況だったんじゃないでしょうか。
フォイクトの様子を見ていると簡単に勝てたのは明らかです。でも自分が前を引かなかったから勝つ資格がないという、なんか日本人的な?潔さというか心意気が最高に爽やかな気持ちになりました。ビデオで何度見直しても涙が出てきます。
こんな人間味あふれるロードレースが大好きです。スポーツマンシップってこういう事じゃないんですか。
“スポーツマンシップ”や“フェアプレー”なんて言葉だけ。勝敗や判定が原因で戦争になったり、ペナルティーキックをもらうためにわざと倒れたり、審判の見てないところで何かやるような、これからワールドカップが始まる某競技はどうも好きになれません。
今夜はいよいよチマコッピ(ジロが通過する標高が最も高い峠)のガビア峠。最後まで見届けるつもりです。
投稿情報: 18:51 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「ジロ・デ・イタリア、ドーピングで激震」
ジロ・デ・イタリアは第18ステージを終えて残り3日。最終日はほとんどパレード的なものなので、首位争いは今日と明日の山岳を残すだけ。今のところマリアローザはCSCのイヴァン・バッソが守っています。これといった弱点がなく...雨の時のダウンヒルぐらい...余裕たっぷりな感じで総合優勝は堅そうだと思っていたら、衝撃的なニュースが。
リバティーセグロス・チームのサイス監督が血液ドーピングを指示していた疑いで逮捕された模様。欧州ではドーピングは重い犯罪なのです。一緒に逮捕された医師の持っていたドーピングの顧客リスト200人の中に他チームの有力選手の名前があったようで、気になったのでガゼッタのHPを見たら確かにすごい人の名が見出しに。記事はイタリア語だけどすぐに分かりました。
保険会社のリバティーセグロスはスポンサーの撤退を決めたということで、数年前の自転車競技史上最悪のドーピング事件といわれたフェスティナ・スキャンダル以上に発展するかもしれません。証拠もたくさんあるようだし。なんかいやーな予感がします。
投稿情報: 18:49 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「デジカメちゃん」
うちのデジカメたちです。右側のゴツイのがオリンパスCAMEDIA C2020Z。だいぶ昔の機種で、ちょっと重たいけれどもカメラっぽくてよかったんです。
ただ記録媒体がスマートメディア。パソコンと直接接続できないのでいちいちスマートメディアをはずしてカードリーダーで読み取ってました。
しかしペラペラのスマートメディアは丁寧に扱ったつもりでも、抜き差ししているとキズついてすぐに壊れてしまいます。それがプレッシャーですごくストレスがたまるんです。でも無いと困るので、まとめて2、3枚買っておこうと思って地元のジャスコに行ったら売ってないんですよ。店員さんに聞いたら、もう取り扱ってないとのこと。ゲゲ、いつの間にか時代から取り残されてたんですね。
で、ちょっと前になりますが思い切って新しいデジカメ買いまして、それが左側のパナソニックLUMIX FX01。Ayuがコマーシャルしていたやつ。ライカレンズは広角側28mmがあって便利。小さくて軽いし、何よりレンズキャップの取り外しをいちいちしなくていいので助かります。自転車で走りながら撮れるし。これ買ってよかった。高価ですが、石丸電気のポイントが結構たまってたので、たーんと使わせてもらいました。
この写真は最近機種変更した携帯のカメラで撮ったもの。コレだってデジカメモードなら結構大きなサイズで撮れちゃう。世の中便利になってるもんです。
投稿情報: 18:48 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「子供のころの怖かったもの」
私の実家は人形町の近くなので、子供の頃、日曜になると家族で日本橋や銀座のデパートに行くのが楽しみでした。もちろん歩いて。
日本橋三越の1階中央ホールにあるこの像。「天女(まごころ)の像」というのだそうですが、子供だった私にはケバケバしい色使いや異様な造形が刺激的だったようで、たびたび夢に出て来ました。とても怖い物の象徴として。
関係者さんにはとっても失礼なんですが、自分にとって「悪夢」っていう言葉はこの像なんです。
昨日久しぶりに見ましたが、やっぱり近くに行けない。気のせいか子供の頃見たものよりも、ずいぶん色あせて小さく感じました。私の生まれる前からここに建っているそうです。
投稿情報: 18:46 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「競馬場に行かなくなったわけ」
今日はちょっと重たい話を...。スルーしてください。
週末は日本ダービー。私は1989年から昨年まで、個人の趣味として競馬の写真を撮り続けていました。
毎週のように競馬場へ行って撮影。写真はホームページで公開し、何度か雑誌などにも紹介されました。
本来ならこの時期はクラシックシーズンなので、ワクワクして競馬の事ばかり考えているはずなんです。
1年前のオークスの直前、私の父親が病気になりました。うつ病です。
いちど9年前に発症して、その時は奇跡的に回復したんですが、心の病いなので、とにかく患者から目が離せなくなります。何をするかわからないからです。
怖いのは自分も精神的に不安定になる事です。いつも一緒にいる人が突然奇妙な言動をし始めると、周りが、それが病気のせいだと認識するのは結構難しいです。
介護に追われて消耗してくると、自分の方がおかしいんじゃないかと思うようになります。
うつ病は表情に特徴があります。光を失い、ぽっかりと黒い穴が開いているような目をしています。そんな目を見ていると、ダークサイドに引き込まれそうな感じがして背筋が凍ります。
そうなると趣味の競馬どころの話しではありません。
昨年すばるラインを上った時、ゴールする事ができたらきっと父親の病気が良くなる...と願をかけていました。自分がそんな神頼みみたいな事考えるなんて、今思うとすでに相当マイっていたと思います。
結局父の症状は悪化して半ば強制的に入院させました。その後いろいろあったのですが、なんとか良化して9月前に退院。今はうつ病は薬で治る時代なんですよ。ただ合う薬が見つかるまでが大変なんです。
現在は回復してまずまず元気で社会復帰しています。
9月といえば秋競馬。しかし父親が退院した後も競馬場へは行ってません。
理由はふたつ。
前に父親が入院した時は脳梗塞が引き金だったのですが、倒れた時に私は京都競馬場にいました。
自分がずっと鉄火場に通っていたせいかもしれない...そう考えると、しばらく競馬には行けそうもないです。
もうひとつの理由。時代はディープインパクトがブームになっていて、世の中すごい盛り上がり。
三冠・菊花賞前後のフィーバーぶりや、有馬記念で負けたあとの号泣しているファン。
そんなシーンを見れば見るほどシラケてしまって、感情移入ができなくて戸惑いました。
自分の中であれだけ情熱を注いでいた競馬なのに、突然何も感動できなくなってしまったのです。
これって心の病いでしょうか...。
その昔、ミスターシービーのファンたちの中には、シンボリルドルフの出現によって競馬を見なくなった人も少なくない...なんていう話しはよく聞きます。
それと同じかもしれません。私のアイドルホースは素敵な想い出をたくさんくれたナリタブライアンなので。
カレ以上はいないんです。これから先も。自分の中では。
投稿情報: 18:45 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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「富士すばるライン」
日曜はもしかしたらお客さんが来るかもと思って空けていたら、土曜の昼過ぎに延期が決定。
大井埠頭にツアーオブジャパン観に行こうかとも考えましたが、いい天気なので自分が走る方を選びました。富士すばるライン。だれかをお誘いする時間が無かったので一人で行って来ました。でも自転車乗るのも久しぶり。ちょっと不安でしたが...。
この前走った富士山スカイラインは静岡側。富士すばるラインは山梨側になります。
富士北麓公園の大駐車場からスタート。五合目まで約25キロです。
久しぶりに天気がよかったせいか、自転車がたくさんいました。
ちょうど一年前、ゆーっくり上った事があるんですが、料金所から最初の駐車場までが結構キツイと感じていました。これがこのままずっと続くのかと思うと気持ちが切れてしまいそうになります。ただ駐車場を過ぎると身体がほぐれるせいか、ずいぶんラクに感じます。
料金所過ぎてすぐ、あきらかに初心者の方が何人か単独で苦しそうに止まっていましたので、ほんの少し自分の方が経験者?だから、声をかけて励ましました。
また、自分も下ってくるたくさんの自転車の人たちに声をかけてもらって励まされました。
ひとりすごいスピードで下りながら拍手してくれた人がいた。しかもスタンディングって...。唖然。
最初の駐車場。暑くてたまらないのでインナーとスカルキャップを脱ぐ。
あとこの時点で腰が痛くなってきたのでサドルを1センチ下げました。平坦ではサドルが低いと必ず膝が痛くなるので悩みましたが、腰が痛い方が耐えられないです。
しかもコンピューターの電池が切れた。トホホ...一気にモチベーションが下がる。
あぁごめんねsix13レプリカちゃん。たまにしか乗らないからね...。
サドル下げたら腰の痛み解消。あーよかった。
その後は淡々とマイペース。早い人には抜かれ、ゆっくりな人はパス。
残り8キロぐらいで草むらに自転車と共に倒れている人を発見。意識がないように見えたので声をかけたら生きていた。「五合目までもうすぐですよね」と言われたので、微妙な距離だったけれどもニコッとしながら「ハイ」と答えておきました。
残り5キロ。やっぱり膝が痛くなってきた。身体は正直ですね。そして重いギアでダンシングしていたら右の足のウラをつってしまいました。しばし休憩。
ここはまったく音がない世界。風の音も鳥のさえずりもなく、不思議な場所。
休んでいるとなぜか無性にソフトクリームが食べたくなりました。
残り1キロ。ほとんど平坦が500メートル続く。そして最後の500メートルが結構キツイ。
両脚をつりそうになりながらヘロヘロとゴール。
さっそくソフトクリームを。こけももバニラ、あーおいしい!幸せ。
リフレッシュしたら今度は下り。集中しないとね。
下りはかなり冷えるので、アームウォーマー、レッグウォーマー、インナー、ウインドブレーカー、スカルキャップ、あと防寒グローブは必需品。
上った時と全然違う人に変身して一気に下りました。ちょっと怖いけど気持ちよかったです。
帰りは中央高速・談合坂SAに寄って遅い昼食。結構筋肉痛で歩くのが大変。
サクランボと、ふわふわチーズケーキ「富士の淡雪」をお土産に。
渋滞に巻き込まれましたが、なんとか明るいうちに帰宅できてよかったです。
投稿情報: 18:42 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「自転車のオブジェ」
私の部屋は4畳半。部屋の中には折りたたみベッド、幅140センチもあるデスク、パソコン、テレビ、それになんと3台の自転車があります。
どうして狭い部屋に3台の自転車があるかというと、ディスプレイスタンド、つっぱり棒式を2本、移動可式を1本設置して、掛けているのです。
写真は初めてのロードレーサー、キャノンデール・six13レプリカ。
なぜチームレプリカとかではなくて、「six13のレプリカ」かというと、それはこちらを見て下さい。レプリカっていうよりモドキかな。あはは。
せっかく手間かけてもらったのに、もうすぐバラしてフレームだけになる予感...。
投稿情報: 17:22 カテゴリー: 自転車 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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